ジェイホッパーズ社

確定申告前

決算期が12月なので、この期間は事務作業が増える。

会社の会計は日本ビズアップという会社が出している「どこでもインターネット」ていうちょっと冴えないネーミングのソフトを長年使っている。ネーミングだけではなくてインターフェイスもまあまあ昭和感ありありではあるのだが、使い勝手となると、複数店舗を抱えてかつ規模の小さい会社にとっては悪くないものがある。まあ他のソフトは15年以上前に弥生会計を使ってただけなので、今日びもっと便利なものが出てるとは思うが。


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コロナで何店舗か閉館したものの、それでも宿が8件と、シェアハウス部門、旅行部門が西日本に点在しているので、損益に関しては事業所毎に分散入力してもらっている。ソフト自体はローカルインストールだがデータは全てクラウドなので、事業所が毎日きちんと起票してくれていれば誰でもリアルタイムで状況を見れるようになっている。

それでもやはり細かいところで間違いが発生するので、確定申告期限までの1ヶ月はそのチェック、修正、振替などで机に座りっぱなしの日々を過ごすことになる。全ての取引を一個ずつ見るのは効率悪すぎるから、試算表の期末残高を補助科目、部門ごとに見ながらなんか変な数字を見つけたら、元帳でその科目を遡って間違いを見つけ、当該部門に連絡して修正してもらう。こちらで修正してしまった方が早いっちゃ早いのではあるが、そうやってしまうと次からも同じ問題が繰り返される可能性があるので、明らかなケアレスミス以外は差し戻して修正仕訳を入れてもらうようにしている。



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この時、当然の事ではあるが簿記の覚えがある人は間違いの理由も修正の理解も早いから、作業もスムーズに進行するのでありがたい。俺自身も会社員時代に大原簿記で2級までやったから起業する時に経理面での不安はなかったし、店舗が京都と広島だけの時までは、顧問税理士を抱えず自分で確定申告していた。



よく思うことだが、高校は普通科でも簿記必修にした方がいいのでは?たとえ会社を持たなくても、経理担当にならなくても、誰にとっても組織のお金の動きの基礎を学んでおくのはめちゃめちゃ重要だと思うんですけどね。個人で小さい商売するにせよ、勤め人になるにせよ、百姓になるにせよ、資本主義社会で生きる限り、経済活動の血液あるお金の循環を大枠で把握できる力があるのとないのでは大きな違いですよね~
さあBSだいたい終わったから損益見るか。。。


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ジェイホッパーズ広島 伝説のマネMさんの奮闘する姿。2008年頃


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