今回の参議院選挙にあたりめちゃめちゃ参政党の主張が刺さって一票投じた。それでは物足りなくて月1000円払って一般党員にもなってしまった。この二年半苦しめられている糞みたいなコロナの茶番に対してちゃんと声を上げてくれていること、そしてそれよりも決め手になったのは発起人の神谷氏がどこかの街頭演説で「教育の基本は親の背中を見せる事」と訴えていた事に500%共感した事である。まあ自分がそれをできているというわけではなく、むしろ最近は息子の背中を見つつ俺も負けずに頑張ろうと思ったりしているのであるが。。。
背中を追う!
というわけで、
ここ数年で俺のような愚民にさえおぼろげに見えてきた、オーウェルの1984みたいなことが現実に起こりつつあるこの時代に覚悟を持って反旗を翻しているこのグループに微力ながらできる範囲で手伝ってみようと思っているここ最近なのである。
のではあるが、いくつか疑問点もある訳で。
一つは、ここ30年の平均所得に関して、ほとんどの主要国が順調に伸ばしているのに対し、日本の平均賃金が全く上がらずむしろジリ貧で、毎年格差が開き日本人がどんどん貧乏になっていくという参政党の主張である。
こういう図である。
適当にネットで拾ってきたけど無断で使ってええんかな。。。
確かにこれを見ると唖然とはするのである。がしかし、こういう表とかグラフってどのレンジで数字を見るかで印象もかなり変わってくるのであろう。ここでは1995年から始まっているが、もしグラフの始期が1960年とか70年代からやったらどうでしょうかな。さすがにそこまで調べる根気もないのであるが、ひょっとしたらその時期に日本がめちゃめちゃ上げてて、逆に諸外国があんまり上がってないとかむしろジリ貧だったかもしれない。そうだとすると過去30年ではなく50年で見たとしたら、そもそもの実力に落ち着いてきた、ていう見方もできるのではと。
もちろん今の平均給与の絶対額で比較したら先進国中で明らかに日本は低いし、その大きな原因として外資が食い込んだ事により利益分配が株主配当重視に傾いたのは間違いないが、いまの凋落を単一の原因に帰着させるのは良くない。
俺は1987年から11年間石油元売り会社に在籍していたが、正直いてもおらんでも影響なさそうなホワイトおっさんとおばはんが山ほどいたような気がする。イノベーションから程遠い石油精製販売業だからより顕著だったのかもしれないが、それでも思い起こすと、日本全体の風潮として、生産性の低いミドルのホワイトカラーは当時そろそろお荷物的な扱いになっていた。そういうのを淘汰改善して企業の競争力を高める事を目的に、労働力の流動化と非正規雇用の拡大が打ち出されていった筈である。で、当初の目論見としては爪を研いだ一匹狼たちを高報酬で適時適材適所に配置、みたいな感じだったのであろう。でも時代的にハード的な内需が一巡したこともあり産業構造がサービス業にシフトし、その結果求職の量も単価も下がってしまった側面もあるのではないか。
久しぶりに真面目な事を書いたら目が冴えてしまった。。。
ただ自分も軽率にすぐ熱狂してしまうタイプなので要所では落ち着いて考えていきたい。
こんな風に。
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