京都ではクワガタの事をゲンジといいます。
なのでゲンジ採り。
場所は京都市から車で西へ30分、亀岡市並河。
保津川の上流にあたる大井川に沿って生い茂っている雑木林に踏み込む。
この辺りはクヌギはあまりなく、ハンノキがクワガタのおうちとなっている。
4歳の息子は茨もりもりの雑草地帯へ踏み込む時点ですでに戦意喪失気味。
雑草を足で押し固め、道を作ってやってなんとか何本かの木にたどり着く。
雨もない真昼間なのであんまり期待はしてなかったが、
予想に反して結構いた。

木の上方に、カナブンやスズメバチに混じって樹液を吸っているノコギリクワガタ、コクワガタ。
慎重にスズメバチを追い払った後、軽く木をキック。
クワガタって身の危険を感じると、自分から下に落ち、しばらく茂みの中でじっとしている。
なので落ちるところをしっかりと目視すること大切。見えなければ落ちた時の音で判断する。

何匹か捕まえ、別の木に。
ここでは木の根元の土中にヒラタクワガタ、そして木の裏側に数匹。
ヒラタクワガタは昔も今も貴重である。かっこいい。ちゃんと飼育すれば越冬もする。
でもこの人に挟まれたら指ちぎれるかと思うぐらい痛いので注意。
息子はコクワガタに挟まれ半泣きでした。
コクワでよかったね。

まだ夏休み前で地元の子供が入ってきてないというのもあると思うけど、私が小学生だった70年代と比べても、それほど数が減っているとは思えない。まあ天敵が減った結果とかいう事なのかもしれないし、これだけで判断はできないけど、まだ京都の自然も捨てたもんじゃないなという感想です。
家にかえって、虫かごに土と木と餌を入れ、クワガタ達を移す。
世話係は息子。ちゃんとできるか?
頑張って飼育して、秋が来る前にまた林に戻してやる計画です。
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