SENゲストハウスに泊まった翌日に小豆島観光。
やはり小豆島といえば醤油、ということで、ノリさんが勧めてくれたのは老舗のヤマロク醤油。
製品の安定性という観点から、醸造にはプラスチックやステンレスのタンクを使うメーカーが多い中、こちらは微生物の力を最大限に引き出すため伝統的な木桶製法をとっている。
訪問すれば簡単なガイド付きの工場見学もあり、聞くといま使っているので一番古い木桶はなんと150年経っているそう。場内はむんむんする醤油の香りが充満しており、そのためこの蔵では、酵母を添加することなく、この蔵付き酵母によってもろみを発酵させる。時間は掛かりリスクも高いが、それだけ奥行きのある味が引き出されるということだろう。
こちらの当主は、この醤油づくりにおける木桶文化を維持継承してゆくため、木桶職人プロジェクトという活動を推進されている。素晴らしすぎる。
ヤマロクで見学とショッピングをしたあとは、島の中央部にあり、「日本の棚田百選」にも選ばれている中山千枚田を訪れた。
滋賀の高島にも「畑の棚田」という美しい水田があるが、中山千枚田は畑よりも一回り大きく、また実際に8割以上植え付けられていて休耕田が畑に比べて少ないので、美しさがより際立つ印象を持った。
獣害防止の柵が設けられていて、かつ立ち入り禁止的な注意書きが書いてはあるが、エリア内にある「こまめ食堂」でお茶してるときに店のお姉さんに聞いたら、「ちゃんと畦を歩いて、出入りの時に柵をきちんと閉じて貰えれば大丈夫ですよー」との事だったので、神社脇の柵から一番高い場所まで歩くことにした。
こちらがほぼ一番高い場所
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ほぼ一番高い場所には「湯舟の湧水」という、今度は「日本の名水百選」に選ばれている湯船山の伏流水が上から順番に棚田全域を潤わせている。大きな川がなく水不足問題を抱える小豆島にとってはまさにオアシス的な湧水というわけですね。
共同洗い場で水を触ってみたが、ジェイ琵琶湖店から湧き出る「旅人の泉」に勝るとも劣らぬ超ひんやり気持ち良い名水であった。
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最後はおそらく高松観光定番のひとつである「エンジェルロード」で締めだ!
そしてエンジェルロードから車で数分のところにある土庄港からフェリーで高松へ。
旅人様をお見送り。
小豆島は地理的にも文化的にも実生活でも本州よりは四国に近く、フェリーの本数も多くあっという間に高松に到着。
ヤドンに見守られおやすみモードの旅人様。前日発熱からの急回復途上。
二学期もファイトです!
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